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占星術と神話〜白鳥の卵から生まれた双子のカストルとポルックス★

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*****

 

 

太陽は現在、ふたご座を旅しています。

今日はふたご座にまつわる神話について書こうと思います。

 

牡牛座の回に引き続き

「美しい動物が綺麗なおねいちゃんに近寄ってきたらゼウスと思え。」

がふたご座でも繰り返されます。。。

 

アンタもスキねぇってやつです。

(私はカトちゃん派でした→いらん情報)

 

*****

 

スパルタ王の妃、レダは美女のほまれ高い女性でした。

美貌の王妃、とか綺麗なおねいちゃん、と聞くと

どうにもガマンできない神々の王ゼウス

今回は白鳥に姿を変え、獰猛な鷹に(わざと)追われます。

 

そして、「綺麗なおねいさん、たちゅけてーーーー!!」

と美貌の王妃レダのもとに飛んでいくと

心優しく美しいレダはまんまと騙され

「可哀相な白鳥さん、ここにお隠れなさい」と

両腕を広げてスケベ白鳥を迎え入れてしまいます。。。

 

やがてトツキトオカ、月は満ち。。。

 

レダはふたつの卵を生みます。

(オトウサンが白鳥だものw)

 

ひとつめの卵からはカストルとその姉クリュタイムネストラ

この二人は人間の血が流れており

ふたつめの卵から生まれたポルックスとヘレネ(いわゆるトロイのヘレン)

はゼウスの血が流れており不死身。

 

双子なのに人と神、という違いはあれど

カストルとポルックスはとても仲良しで

片時も離れずに育ち

ともに武術の名手でもありました。

 

牡羊座のもとになった黄金の羊を探しに

アルゴー船にも一緒に乗り込み航海の旅にも出ました。

 

が、このアルゴー船には彼らの従兄弟でやはり双子の

イダスとリュンケウスも乗っていました。

カストルとポルックスと従兄弟の双子はその後の人生において

揉めに揉めて。。。

 

ついには殺し合いのケンカになり

神の血が流れていない兄カストルは死んでしまいました。

 

最愛の双子の兄を亡くした弟ポルックスは

嘆き悲しみ、ゼウスの血を受け死ぬことのできない我が身を呪い

ついに父ゼウスの許へ自分も死なせてくれ!

と願い出ました。

 

父ゼウスも二人の兄弟愛にうたれ

その願いを聞き入れ

カストルとポルックス二人揃って

夜空に輝く「ふたご座」として、仲良く光を放つこととなったのでした。

 

めでたしめでたし。。。

 

 

★★★

 

というか、今ふと思い出したのですが

池田理代子氏の「ベルサイユのばら」の

オスカルがアンドレに愛を告げる場面で

「さながらカストルとポルックスのように」

と言っていたような覚えがあります。

 

「ベルばら愛蔵版」は先日カビが生えているのを発見して

断捨離したので確かめられないのですが。。。

 

オスカルとアンドレは幼いときから

片時も離れず共に育ってきたけれど

オスカルは伯爵令嬢で「オスカル」はラテン語で「神の子」

アンドレはオスカルの乳母であるマロングラッセばぁやの孫で平民

 

なるほど、そういうことだったのか。

ベルばらを初めて読んだのは小学生だったのでw

45年を経て今頃気がついた、というお話。

 

少年老い易く学成り難し命短し恋せよ乙女

昔の人の言うことは聞いとくもんだw

 

 

 

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