小惑星
牡牛座新月:本音しか持ち込めない星の扉で ~小惑星エリスのまなざし
2025年4月28日 牡牛座新月:
本音しか持ち込めない星の扉で ──小惑星エリスのまなざし
こんにちは、ステラフォルテ京都のmegです。
先日の牡牛座新月の記事
たくさんの方に読んでいただきありがとうございました。
今日は少し、補足をしたいと思います。
この新月は
「本当に大切にしたいものを、静かに選びなおす」
というテーマを持っていました。
そして、星の配置をもう少し丁寧に眺めてみると──
私たちにそっと
“本音しか通れない入り口”
を示していた存在が、ひとつありました。
それが、小惑星エリスです。
*小惑星エリスって?*
エリスは、2005年に発見されたばかりの新しい天体。
実は、かつて「太陽系の9番目の惑星」とされていた
冥王星の准惑星への格下げの原因のひとつでもあります。
というのも、、、冥王星よりも大きなサイズを持つエリス
「じゃあ、これも惑星なの?」
「いや、それなら“惑星”ってどう定義するの?」
という大論争が巻き起こりました。
結果的に
「惑星=太陽のまわりを回っていて、自分の軌道を支配している天体」
という定義が新たに決められ、冥王星は「準惑星」へ。
そしてエリスも同じく、「準惑星」として登録されることになりました。
この流れは、天文学の世界にとっては大きな改革でしたが
占星術的に見ると
エリスという星が”古い“あたりまえ”を問い直す力”
を持っていることの象徴でもあります。
*エリスは、魂の“真実スピーカー”*
占星術では、エリスはしばしば
“本音しか通用しない領域を指し示す星”
と表現されます。
どこかで抑えてきた気持ち
遠慮や恐れで言葉にできなかったこと
ほんとうはこう感じていた、という「奥」の声──
それをエリスは
魂の奥からスピーカーで鳴らすように、 表に出そうとします。
その姿は
タロットカードで言えば
大アルカナ20番「審判(Judgement)」にもよく似ています。
長く眠っていた人々が、空からのラッパの音に呼ばれて目覚めていく──
そのラッパを吹いているのが、大天使ガブリエル。
ガブリエルは“神の言葉を伝える存在”とされ
言葉=魂の復活のトリガーでもあるのです。
本音を語ることで、眠っていた魂が目を覚ます。
それが、エリスの静かで鋭い使命。
真実を話すことは、自分自身はもちろん
「誰か」を救うことかもしれない。
そう感じたとき、 エリスはあなたの中で
はじめて“目を開ける”のかもしれません。
*この新月で、エリスが立っていた場所*
そして今回の新月の瞬間、 このエリスが重なっていたのが
「アセンダント(東の地平線)」という場所でした。
アセンダントは、わたしたちの“魂が肉体に入る扉”を表します。
その扉に立っていたエリスは、 まるでこう語りかけているようでした:
ここから先に持っていけるのは
うわべの言葉でも、誰かの期待でもない。
わたしの本音だけだよ。
だからこそ
この新月は、 いつもより少し静かに、そして誠実に、
自分自身に問いかけてみるときだったのかもしれません。
わたしが本当に大切にしたいものは、なんだろう?
わたしの本音は、どこにある?
その問いこそが、 この先の未来をたくましく
しなやかに育てていくための“種”になるのだと思います。
どうぞ、静かなまなざしで
あなたの中にある本音と芽吹きに出会う、新しいサイクルをお迎えください。
ステラフォルテ京都 meg
▶ 「小惑星」
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