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蟹座の神話:友情にアツい不憫系カニさんが教えてくれること

蟹座の神話:友情にアツい不憫系カニさんが教えてくれること

 

 

太陽は今、かに座を旅しています。

今日は、そんな蟹座にまつわる神話を

ちょっと脱線しつつお話しようと思います。

 

登場するのは、勇敢で、ちょっぴり不憫で

でも、間違いなく「大切な仲間のためなら命をかける」アツいやつ…

 

それが蟹座のもととなったギリシャのカニさんです。

 

古代ギリシャのお化け巨大カニ、その名はカルキノス

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むかしむかし、ギリシャに「最強の人間」と讃えられた

半神半人の英雄ヘラクレスという若者がおりました。

 

彼の父は神々の王、ゼウス。

 

そう、もうおなじみの色好みの大神ゼウスw
(綺麗なオネエチャンに近づく動物はゼウスと思えシリーズ)その1
(綺麗なオネエチャンに近づく動物はゼウスと思えシリーズ)その2

 

ヘラクレスのお母さんはゼウスの愛人

ミュケナイ王家の姫、アルクメネ。

 

ゼウスがアルクメネの元に忍んで行ったときは

なんと、アルクメネの婚約者の姿に化けていったとか!

神様のわりに、やり口がキタナイですね!

 

それもひとえに、ゼウスの妻

王妃である女神へラがヤキモチ焼きで超~怖いから!

 

当然、王妃ヘラが愛人の子、ヘラクレスのことを

可愛いと思うわけがありません。

 

ヘラの奸計に嵌められ

ヘラクレスは様々な試練というよりは無理難題をふっかけられました。

 

そのうちの一つが

猛毒を持つモンスター、ヒドラの退治だったのです。

 

 

 キングギドラ×3のヒドラ(ヒュドラ)、ちなみにキングギドラのモデルです。
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ヒドラは9つの首を持つ怪物で(ヤマタノオロチより一本多いw)

その首は強力な再生力があるので

切っても切ってもどんどこ生えてきます。

 

が、対するヘラクレスも地上最強の人間と讃えられる怪力の大男

しかも、彼は筋肉だけのオトコではなく、頭もスマートでした。

 

アタマの中身もルックスもいい、ほんもののハンサムガイ、ヘラクレスが

 互角に怪物と戦うヘラクレスを

物陰からじっと見ている怪しい影。。。

 

そう、やっと今日のお話の主人公、大蟹カルキノスの登場です!

登場してあっという間に終わるんですけど!

(前フリが長すぎ)

 

怪物ヒドラと仲良しだった大蟹カルキノス

盟友のピンチを見て、今でしょ!

 

とヘラクレスの足をチョッキンしてやろうと飛び出します!

 

 ね、カルキノスデカいでしょ?タラバガニだったら食べ応えありますね!

 

 

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ま、カルキノスも蟹としては巨大なお化け蟹だったのだけど

相手は半神半人の英雄ヘラクレスですんで。

 

グシャッと踏み潰されて一貫の終わり。

 

この戦いに大蟹カルキノスを参戦させたのは

王妃ヘラという説もありますが

 

とにもかくにも、友情にアツい勇敢なカニさんを可哀相がって

神々が夜空に輝く蟹座として天に上げてやった、

というのが蟹座にまつわる神話なのです。

 

 

♡ここで浮かび上がる、蟹座のエッセンス

 

カルキノスの行動は、一見すると無謀で不器用で

踏み潰されてハイ終了~!に見えますが……

 

実はここに、蟹座というサインの深いテーマが現れています。

 

★大切なものを守るために、殻から飛び出す覚悟

★損得じゃなく、心で動く本能的な「母性」

★「ここまでは安全圏、ここから先は危険」という殻の内と外の「境界意識」

 

蟹座は「育む・守る・包む」サインとして知られていますが、

それは単に「優しい」とか「オカアチャンっぽい」という表層的なものじゃない。

 

本当に大切なもののためなら

自分の安全圏=“殻の中”から飛び出してでも、守りにいく。

 

そのアツさと深い情が

神々に「夜空に上げてやらねば」と思わせた。

それが、蟹座の魂のかたちなのです。

 

蟹座は、「自分と他者の境界」にとても敏感なです。

だからこそ、愛する者が自分の殻の外で苦しんでいたら──

たとえ自分が傷つくとしても

殻を越えて、助けに行く覚悟がある。

 

それって、まさに“母性”の力。

不器用でも情で動く、それが蟹の強さ。

 

この神話は

「守るって何?育むって何?母性って何?」という問いに

今も空から静かに答えてくれているように思えてなりません。

あなたの”ほんとう”を抱きしめて
Embrace your true self.

ステラフォルテ京都*meg

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